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ハイエースバン、ワイドミドル4WDベースのバンコンだべ

 車載オーブンレンジでパン焼き

日時
2021年8月1日 21:33
場所
青森県 青森市 自宅
タグ
車載設備

車載したオーブンレンジでパンを焼いてみた
キャンカー購入のとき、あえて標準仕様の電子レンジを外しました。それは、オーブンレンジをつけてみたかったから。目的は「朝、焼き立てのパンを食べたい」のと「釣った魚をグリルして食べたい」とかです。でも、本当に使えるの?


選んだ機種はシャープのRE-F18A、見てお分かりのとおり、デザイン重視(笑) カッコいいのはキャンカーでは重要。しかし、それだけではなく、消費電力の特性も考慮し、特に安い電子レンジにある突入電流を抑えるインバーター付きで、かつ消費電力が少なめのを選びました。結果を先に言えば、レンジ温めもパン焼きもちゃんとできました。


基本的に、アイドリング状態で走行充電の補助があったほうがバッテリーに優しい。満充電に近ければエンジン停止でも使えなくもないですが、3分くらい使うと電圧低下の警告音が鳴りました。レンジ機能は、オートだと最大900W出力で、電力も1500W近く消費します。搭載のDC-ACインバーターは1500Wなので、ゆとりを見て1200W程度が望ましい。そこで、レンジ機能は手動にして500W出力にすると1200W前後で収まり、もちろん突入電力もなく、設備にやさしいことが分かりました。


コンビニの加熱用調理パンもほんの数十秒温めて熱々をその場で食べられる。以前の車中泊では地場産の生トウモロコシを買ってチンして食べたが、とてもおいしかった。


次にグリル機能。グリルやオーブンのような電熱線が消費電力の大半を占めるものは、突入電流は心配ないようです。ちなみ突入電流とは起動電流とも呼ばれ、スイッチをONにした瞬間だけ、通常の数倍流れる電流のこと。車内のインバーターなど電力が限られる環境では、これにより使用できないこともあります。この機種ではグリル機能自体は1000Wにも満たず、電力は問題ないが途中でパンをひっくり返す作業が必要でした。


オーブンレンジにしてはまずまずの焼き加減。ちなみに焼いたのは糖質オフの小さいパン。ひっくり返さなくてよい機種は、ターンテーブル(回転皿)方式ばかりで、移動時の振動を考えると本機のようなフラット底面がいいと思います。オーブン機能は仕様では1380Wと電力が大きく、外部電源供給ではグラタンを焼くのに使ったことがあるものの、バッテリー駆動ではちょっと怖くてまだ試していません。

2023-11-01 00:26


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